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「私生活と学校生活に影響を及ぼすコロナウイルス」 大学 生命工学部 第2学年長谷育英奨学会

2021年11月08日  : 奨学生の声 

2020年の5月末頃から日本国内で猛威を振るい出した新型コロナウイルス。 期待と不安を胸に入学を決めた大学生活で、その第一歩となる入学式さえもコロナウイルスによって「新入生のみ参加」と言う寂しいものとなりました。

その後の大学での講義もほぼ全てが遠隔で行われ、1日で誰とも会話を行うことがない日も少なくなかったです。 1年が経ち、私は大学2年生となりました。 徐々に大学内での対面授業を再開されだした頃、全国的にいわゆる第二波が訪れ本学の学生にも感染者が出てしまう事態となり、あっという間に大学の施設も閉鎖され、再び遠隔での講義となりました。

去年の1年もほぼ大学に通えず、2学年に上がった今もあまり大学には通えていません。 家でテレビを観ていると「コロナ禍のもと、大学・短大を中退・休学した学生のインタビュー」という特集が放送されていました。「高い授業料を払っているのにまともに講義が受けられていない」と言っているのを聞いて全く同じ気持ちになりました。

本来であれば友達もたくさん作って楽しくなるはずだった大学生活が、今では家で講義を受けバイトただ熟す、消化される毎日のように感じてしまいます。

しかし、マイナスのことだけではありません。 講義を遠隔でおこなってくださっている先生方とはZOOMで顔を見ながら話すこともできますし、数少ない対面の実習や研究では、友達と話せなかった日々を同じく送っていた仲間と協力して取り組む有り難さや楽しさをより一層感じることができます。 コロナ禍がなかったことを考えるより、混沌の中でも数少ない機会で必死に取り組み協力する大学生活の価値をコミュニケーションをとることで再認識させられます。

多いものより少ないものを経験することで、あたり前があたり前でないことに気が付くことができます。入学から「ここで学び卒業しよう」という気持ちに変わりはありません。

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