努力は必ず報われる」 大学 栄養学部 第1学年長谷育英奨学会
2021年11月08日 : 奨学生の声
私は、大学に入学し一人暮らしを始め、5月半ばからそろばん教室でのバイトを始めました。
バイトを始める前はカフェなどの飲食店でのバイトを考えていましたが、たまたま近くのそろばん教室のバイトを見つけそこで働くことが出来ました。
私は母に勧められて小学2年生から約6年間そろばん教室に通っていました。最初は楽しくて通っていましたが、中学生頃、何度検定を受けても不合格が続き「もうやめたい。」「何のためにそろばん教室に通っているのだろう。」などと考えるようになっていました。
しかし、母は、必ず将来役に立つ時が来るからと言って私は嫌になりながらも少しでも長くそろばんを続けました。そして今、小さい頃から習っていたそろばんの技術をこの機会に活かすことができ、「あの時辞めなくて良かった、母の言う通りだった。」と思いました。
友達や出会った人に「バイト何してるの。」と聞かれることがありますが、そこでそろばん教室でバイトをしていることを伝えると、とても褒めてくださいます。そういった機会にも改めて特技を活かせることってこんなにも良いことがたくさんあるのだと感じました。また、小さい頃から習い事に通わせてくれた母にも感謝しています。
現在私は栄養学部に通っていて正直大学での学習内容はとても難しく、ついていくのがやっとでくじけそうになります。しかし、このような努力は必ず報われることを経験した今では諦めずに何事にも全力で取り組もうという気持ちになりました。今後も大学の勉強、そろばんの技術向上と共に頑張っていきたいです。
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